伝書(五)「道場訓 武産合氣の心得二」

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      takeaikicenter

        伝書㈤

        第五回伝書を記します。

        武産合氣會合氣道 道場訓
        「道場訓 – 武産合氣の心得 -」その二

        道場訓の続き

        道には必ず教へがある。教へなくば、如何なる道に踏み迷ふべき、武産合氣には日本文化、精神文化の精髄が秘められて居る。
        正しく身体を鍛え養ふ事は、心の鍛錬と養生する事である。武術を技を習学する事と想へば、道を外れる。修行と思ふ心なくば、道を踏み外す。理と技、動と静の稽古、身の稽古と心の稽古、鍛錬と養生、一方に偏らず調和のとれた修行であってこそ一生就き、人生の起伏に対応出来る。人生に活かせずして何の武道ぞや。

        ■「文事ある者 必ず武備あるべし」
        (文武両道とすべし)

        ■「武道の極意と云ふは心也 正に心 心なりけり」
        (技だけでは不幸になる)

        ■「己切りとは稽古修行に好くつとめ 己を知る時は己斬りなりけり」
        (自分を鞭打つ自分を律することが肝要)

        ■「千里振る氣の神の御柱にて 悪魔を払ふ もののふの太刀」
        (神と人の心は通じている)

        ■「武道を励むは仁義礼智以って 信より出ずる技と知るべし」
        (礼を知らねば野盗と同じ)

        ■「武道は年寄りし身も捨てられず 老をゆるさぬ新にこそあれ」
        (磨けば磨くほど常に身が新しくなる)

        ■「常に身の非を打つ太刀と工夫せば 一人稽古は尽きぬ武の道」
        (教えられるだけでは自分を磨けない)

        /武産合氣會

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