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第四回伝書を記します。

元来の道場訓は文語調で記述され、誰にとっても分かり難い内容でした。とても大切な意を含みながらも見落とされてきたこの啓示を、あらためて見直し、折角合氣道の世界に踏み込んできてくれた皆さんの心の隅にしまっておいて頂けたらと思い、抜粋意訳して紹介します。ところどころに難しい表現が残りますが、口語にしてはかえって意味が失われるところはそのままにしています。
※伝書は大人でも難しい内容が多いので、こども用の書も日を変えて配信します。

武産合氣會合氣道　道場訓
「道場訓 – 武産合氣の心得 -」

王者の武道　武産合氣
深く武産合氣の理を知りて、自ら好く修め、篤く勤め、人の道は神の道なる事を体の錬磨を通して知るべし。
私利私欲に克って公に尽す心なくば、如何にして和の武道と云わん。
知るは右胆識を以って、真知とすべし。
武道は、形を以って氣を拓き、心を練るに形よりする。
身を鍛え養ふは心を鍛え氣を錬り、人生の大道を、堂々と生き抜き人としての大使命を全ふするにある。

次回は道場訓の続きを配信します。

／武産合氣會

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