古事記の話(5)令和3年9月4日

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      takeaikicenter

        本日は、古事記の物語、「紙芝居」の続きでした。

        第二話 天の岩戸(アマノイワト)と八岐大蛇(ヤマタノオロチ) 
        四~七
        高天原で暴れる須佐之男命(スサノオノミコト)に呆れた天照大御神は天の岩戸に身を隠してしまいました。
        太陽の女神 天照大御神が隠れてしまったことで天界も地上も暗闇に包まれます。

        困った神々が天の岩戸の前に集まり相談し、思金神(オモイカネノミコト)の提案で楽しそうに騒ぐことで天照大御神の気を引くことにしたのです。

        岩戸の前に鏡を置き、天児屋命(アメノコヤネノミコト)が祝詞(ノリト)を唱え、天手力男神(アメノタヂカラオノミコト)が岩戸の脇に隠れて立ちました。そのうえで天宇受賣命(アメノウズメノミコト)が楽しそうに踊り、神々が楽しそうに囃し立てたのです。

        暗闇に包まれて静まっているはずなのに騒ぎを不思議に思った天照大御神が少し岩戸を開いて外を覗くと、そこに神々しく光り輝く美しい女性がいるではありませんか。それは鏡に映ったご自分の姿だったのですが、それに気づかず驚いて岩戸を大きく開けてしまいます。そのすきに隠れていた天手力男神が急いで天照大御神のお手を引いて外に連れ出し、岩戸を閉じてしまいました。

        こうして天と地上に再び陽の光が戻ったのです。

        本日はここまで

        /武産合氣會

        五に続く

        /武産合氣會

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