修身#4 尋常2年生(1) 家族を大切に 礼儀を守ろう

2年生となると、言葉も増えます。現代からみると分かりにくいところもありますが、社会で正しく生きるための約束事を一つ一つ具体的な例をあげて教え諭そうとしていたことが分ります。

家族を大切にしよう

2-1. 孝行こうこう お房ふさは小さい時から子守こもりなどに雇やとわれて、家の暮らしを助けました。また父が草履ぞうりや草鞋わらじを作るそばで藁わらを打って手伝いました。その後奉公ほうこうに出ましたが、暇ひまがあれば、許しを受けて家に立ち寄り、二親ふたおやを慰なぐさめました。

2-2. 親類 正夫まさおの叔母おばが子どもを連れて正夫の家へ来ました。正夫の父母は喜んで叔母を座敷ざしきへ通し、いろいろの話をしています。正夫もおもちゃや絵本を出して、従弟いとこと面白く遊んでいます。

2-3. 兄弟仲良くせよ お八重やえは弟の三郎さぶろうと野原のはらへ行きました。レンゲソウやタンポポやスミレがきれいに咲いています。二人は花を摘んで遊びましたが、三郎の摘んだ花があまり少ないので、お八重は自分のを分けてやりました。

 

礼儀を守ろう

2-4. 自分のことは自分でせよ お八重が三郎に学校へ行こうと言った時、三郎はまだ用意よういが出来ていませんでした。慌あわてて姉に「本や手帳をかばんに入れて下さい。」と頼みました。母が「自分のことは自分でなさい。」と言いました。それで三郎は自分でかばんの始末しまつをして、姉と一緒に学校へ行きました。

2-5. 勉強せよ ここに二人の男がいます。二人は元同じ学校にいました。一人は先生の戒いましめを守らず、怠けてばかりいたので、こんな哀あわれな人となりました。一人はよく先生の教えを聞いて、勉強したので、いまは立派な人となりました。 蒔かぬ種は生えぬ。

2-6. 決まりよくせよ お竹たけはお絹きぬの家へ遊びに行って、おもしろく遊んでいましたが、十二時に近くなったので、急に帰ろうとしました。お絹も妹もいましばらくと止めましたけれども、お竹は「ご飯はんですから、帰らなければなりません。ご飯を済ましてまた来ます。」と言って帰りました。

2-7. 自慢じまんするな 二羽にわの雄鶏おんどり蹴合けあをしました。一羽いちわは負けて小屋の隅すみへ逃げ込みました。勝った方は屋根の上へ飛び上がって、勢いよく勝鬨かちどきをあげました。この時大きな鷲わしが飛んできて、その威張いばっている雄鶏を一掴ひとつかみに掴つかんでいきました。。

※1 奉公:他人の家に住み、家事や家業を手伝うこと。
※2 蹴合い:ニワトリを闘わせること。いわゆる闘鶏。
※3 勝鬨:戦いに勝った時にあげる叫び声。

[原書は文語、カタカナ表記で読み難いので現代語に訳しています。]

/武産合氣會

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修身#3 尋常1年生 思いやり、よい子

人はもちろん、動植物へも慈愛の念を持つ心を育む教育が、日本の伝統。一方、隣国では何をしようと己が生き残ることを教えます。なんという違いか。表に見えることだけではなく、日本で生まれ育まれてきたのは、隣の大陸とは全く違う縄文由来の文化文明なのです。世界中で称賛される日本人の公衆道徳・衛生の観念は自分が生かされていることに思いをはせ、互いを尊ぶ日本文明の際立つ特徴と云えます。

いつも心に思いやりを

21. 近所の人 お母さんが病気で寝ているので、近所の人が来て、この子の学校へ持っていく弁当をこしらえて渡しています

22. おもいやり 目の見えない人が水たまりの中へ踏み込もうとしました。小三郎は手を引いて、道のよいところへ連れていきました。

23. 生き物を苦しめるな 太郎が次郎に「私たちも外へ出られなければ苦しいではないか。」と言って聞かせたので、次郎はツバメを籠から出してやりました。

 

よい子どもになろう

24. 人に迷惑をかけるな お千代が道端へごみを捨てようとしました。お父さんが「ごみをそんなところに捨てると、人が迷惑します。」と言って止めています

25. よい子ども ここにいる生徒は先生の教えを守ったよい子どもです。いま終業証書をいただいています。

~次回から尋常小学2年生が始まります。

※原書は文語、カタカナ表記で読み難いので現代語に訳しています。


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修身#2 尋常1年生 祖国

平和ボケした現代日本人にはきつく感じるかもしれませんが、現代も決して世界は平和でもなく平等でもありません。戦後米国の半植民地にされ疑似平和を謳歌していただけ。情けないことに「虎の威を借る~」に過ぎなかった。米国の衰退が目に見える今日、荒波に揉まれる日本が立ち直り真の独立と繁栄を遂げるには幾千年の先人の叡智を学び、基本に立ち返る時、思い出しましょう。約80年前に敗れた戦争前は自らの足で歩みを進めていた世界最長の豊かな歴史を持つ国が日本です。

祖国を大切にしましょう

16. 天皇陛下 天皇陛下万歳

17. 忠義 木口小平は敵の弾に当たりましたが、死んでもラッパを口から離しませんでした

 

正直に生きよう

18. 過ちを隠すな 寅吉の投げた毬がそれて、隣の障子を破りました。寅吉はすぐ隣りへ謝りに行きました

19. 嘘をいうな この子はたびたび「狼が来た」と言って、人を騙ダマしました。それで本当に狼が出てきた時、誰も助けてくれませんでした

20. 自分の物と人の物 清吉は鉛筆を拾いましたが、落とした子どもにそれを返してやりました

※原書は文語、カタカナ表記で読み難いので現代語に訳しています。


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修身#1 尋常1年生 最初に学ぶ大切なこと

当たり前といえば当たり前ですが、現代では疎かになっていることもあるのではないでしょうか。アジアでの白人支配を終わらせるために立ち上がり、欧米の白人達を震え上がらせた大東亜戦争 戦前戦中の日本人を育てた教育の一端です。右左関係なく日本再興のために正しき日本人を育てていきたいと思っています。

  1. よく学び、よく遊べ
  2. 時刻を守れ
  3. 怠けるな
  4. 友だちは助け合え
  5. ケンカをするな
  6. 元気よくあれ
  7. 食べ物に気をつけよ(落ちているものを拾ってたべるな、恵んでもらうな)
  8. 行儀をよくせよ
  9. 始末をよくせよ(自分のやったことは自分で片づける)
  10. 物を粗末に扱うな(事物は大切に 慎重に)
  11. 親の恩(この世に産み出してくれた、育ててくれた親の恩を忘れない)
  12. 親を大切にせよ(親孝行:長野県伊那市に伝わる孝行猿の物語から、子猿でも捉えられた親を助けようとする姿)
  13. 親の言いつけを守れ
  14. 兄弟姉妹仲良くせよ
  15. 家族・家庭が大切(暖かい家庭を作れるよう)

※原書は文語、カタカナ表記で読み難いので現代語に訳しています。


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尋常小学校修身書より

渡部昇一氏が分かりやすくまとめた戦前の修身教科書から抜粋引用し、日本人本来の正しい姿を見直すきっかけにしたいと思います。

昔の教育が全て良かったというわけではなく、事実として昭和の始め、欧米以外の有色人種の国の中(国ですらない地域も多かった)でほぼ唯一独立強国であり続けていた日本、そしてほぼ単独で欧米の植民地軍と戦い、多くの犠牲を出した大東亜戦争の結果としてアジア・中東・アフリカ・中南米、世界中の有色人種がまがりなりにも自分の国を持てるようになったのは当時の日本の教育を受けた優れた国民があったからであることは明らかです。日本の自己犠牲がなければ、今も世界中が欧米の植民地だらけで有色人種は国を持てない状態が続いていたことに疑いの余地はありません。幾らでも勝手気ままに搾取できる植民地を主人である欧米諸国が自ら手放すはずがないので。植民地主義のマインドが染みついた約80年前までの当時の世界を変えるには、日本が敗れたとはいえ欧米人と戦い有色人種でも白人に勝てるんだ、人は平等なんだという実例を示さなければならなかったわけです。戦後はその日本人の強さに怯えた欧米が送り込んだGHQとその手先となった共産かぶれの反日日本人を使って教育だけではなく白痴化憲法を押付け、偽りの罪悪感を埋め込み、焚書坑儒はおろか手紙や出版放送の検閲が行われました。その上、日本の国体にまで弱体化のための介入をした結果、今の柔弱で情けない、無責任な、公の心の乏しい日本人を多く生み出してしまったことに気付く人が増えてほしい。

まずは低学年の教科書から、続いて高学年へと進みますが、不定期で月に1~3回程度の配信を予定しています。

 

/武産合氣會


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